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3 ごあいさつの“しかけ”

始まりと終わりの「ごあいさつ。」

朝の「おはようございます。」や、降園時の「さようなら。」
食事前の「いただきます。」や、食後の「ごちそうさま。」

といった、一斉に声を揃えた「ごあいさつ」には、苦労されてらっしゃる方も多いと思います。

それは『エンピツらんど』でも同様です。

前回は、

ご家庭における習慣付け

の延長として、授業開始前に用足しを済ませるというお話をさせていただきましたが、

今回は、用足しを終えた子ども達がお教室に戻ってきてからのお話です。


先生の、

「はい、ではごあいさつをして始めましょう。」

という掛け声とともに、子ども達は席を立ち始めます。

しかし、動きはバラバラ・・・。

なかなか立ち上がらない子もいれば、中には立ち上がってもよそ見をしたり、お隣のお友だちにちょっかいを出す子もいます。

そんな時、つい、

「ほら○○くん(○○ちゃん)、皆がちゃんと待ってるんだから、早くしましょう。」
「ほら○○くん(○○ちゃん)、よそ見をしないっ。」


と言いたくなるのが先生であり、親の気持ちだと思います。

しかし、それは○○くん(○○ちゃん)個人を、(敢えて強い言葉で言いますが)“責める”こととなり、子どもによっては余計に反発したり、逆に元気を失わせることに繋がりかねません。

そうなると、これから続くお教室での生活において最も重要となる「先生と子どもとの信頼関係」が築きにくくなり、“楽しくないお教室”となってしまいます。

ではどうしたら良いのでしょうか?

その答えは、『待つ』です。

じっと沈黙して待つ。

すると、

周りの雰囲気にきづいた○○くん(○○ちゃん)は、

「あ。」

と、自ら姿勢を正し、ごあいさつの準備に入ります。

そこで先生は、○○くん(○○ちゃん)が“自らきづいた”行為に対し、このコラムのタイトルにあるように、

『誉める』ことに目を向けます。

「○○くん(○○ちゃん)偉いね〜。」

この時に、

「ほら、みんな見て。○○くん(○○ちゃん)、お背中ぴっと伸びててカッコいいね〜。」

といった一言を追加してあげると、なお良いと思います。

では、待っても姿勢が整わない子にはどうしたら良いでしょうか?

「言う事を聞かない子どもの誉めるところを探す?」

とお思いの方もいらっしゃると思いますが、それも大変重要なことですし、長い目で見れば、その子の誉めるべき点を探すのは必ずプラスに働きますが、今ここでやらなくてはならないことは、

円滑に授業をスタートさせること。

その為に目を向けるべきは、

既にあいさつをする準備が整っている子どもを見つける

ということです。

ですので、今度はその子に向かって、

「おっ。△△くん(△△ちゃん)すっごいな〜。お背中ぴんっ!として待ってて偉いね〜。」

と言ってあげるのです。

このように、準備が整っている子を誉めて、準備が整わない子には“きづかせる”ことが大切です。

そしてきづいた事に対して『誉める。』

これを繰り返し行なうことで、お教室におけるルールはグッと完成に近付きます。

4 “信頼関係の証”スキンシップ

 
 
 
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